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中古住宅を購入したら外壁・屋根はいつ点検する?入居前後の確認事項

中古住宅を購入したら外壁・屋根はいつ点検する?入居前後の確認事項

中古住宅は価格面での魅力が大きい一方、「外壁や屋根がどのくらい傷んでいるのか分からない」という不安がつきものです。内装はリフォームされてきれいでも、外壁や屋根といった外装部分のメンテナンスが長年されていなかった、というケースは珍しくありません。

外装の劣化は放置すると雨漏りや構造材の腐食につながり、修繕費用が大きく膨らみます。だからこそ、中古住宅では「いつ点検するか」がとても重要です。この記事では、中古住宅の外壁・屋根を点検すべきタイミングと、入居前後に確認しておきたいポイントを解説します。

中古住宅の外装は「メンテナンス履歴が不明」なことが多い

中古住宅の外装リスクは、前の所有者がどんなメンテナンスをしてきたか分かりにくいことにあります。外壁塗装は10年前後が塗り替えの目安ですが、築15年、20年の物件で一度も塗装されていないケースもあります。見た目がきれいでも、塗膜の防水性能が切れていて、雨水が少しずつ侵入している可能性もあるのです。

また、売買時の物件情報では、内装や設備に関する記載は充実していても、外壁・屋根の詳細な劣化状況までは分からないことがほとんどです。「築年数」と「最後に塗装した時期」は別物と考え、外装の状態は自分で確かめる姿勢が大切です。

点検のベストタイミングは「購入前」、次善は「入居前後」

理想を言えば、点検のベストタイミングは購入前です。購入判断の段階でホームインスペクション(住宅診断)を利用すれば、外装を含む建物の状態を把握したうえで、価格交渉や修繕計画に反映できます。近年は仲介業者経由でインスペクションを依頼できるケースも増えています。

すでに購入済みの場合は、入居前後のできるだけ早い時期に外装点検を受けることをおすすめします。入居前であれば、足場が必要な工事も家具や生活への影響が少なく進めやすいためです。遅くとも入居後1年以内には一度、外壁・屋根の専門業者に状態を診てもらうと、修繕の要否と優先順位が明確になります。

外壁のチェックポイント

外壁でまず確認したいのは、劣化のサインです。外壁を手で触って白い粉がつくチョーキング現象、ひび割れ(クラック)、塗膜の膨れや剥がれ、コケ・カビ・藻の発生、色あせなどが代表的です。これらが見られる場合、塗膜の防水性能が低下している可能性があります。

サイディング外壁の場合は、目地のシーリング(コーキング)も重要なチェックポイントです。シーリングのひび割れ、痩せ、剥離は雨水の侵入口になります。また、外壁材自体の反りや浮き、欠けがないかも確認しましょう。自分で確認できるのは目視の範囲までなので、気になる症状があれば専門業者の診断につなげてください。

屋根のチェックポイント

屋根は地上から見えにくいぶん、劣化が放置されやすい場所です。スレート屋根であれば、色あせ、コケの発生、ひび割れ、屋根材のズレや欠け。金属屋根であればサビや浮き。瓦屋根であれば瓦のズレや漆喰の崩れなどがチェックポイントになります。棟板金(屋根の頂上の金属部材)の浮きや釘の抜けも、台風時の飛散につながる要注意箇所です。

ただし、ご自身で屋根に登るのは大変危険なので絶対に避けてください。双眼鏡やカメラのズームで地上から見る、2階の窓から下屋根を確認する程度にとどめ、詳細な点検はドローンや高所カメラを使う専門業者に任せましょう。あわせて、室内の天井や押し入れにシミがないかを確認すると、雨漏りの兆候を早期に発見できます。

見落としやすい:ベランダ防水・雨樋・付帯部

外壁・屋根とあわせて確認したいのが、ベランダやバルコニーの防水です。床面のひび割れ、防水層の膨れや剥がれ、排水口(ドレン)の詰まりは、階下への雨漏りの原因になります。防水層のトップコートは5年前後で塗り替えが推奨されるため、中古住宅では劣化が進んでいるケースが多い部分です。

また、雨樋の詰まり・破損・傾き、破風板や軒天の傷み、雨戸や水切りのサビなど、付帯部の状態も建物の寿命に関わります。軒天にシミや剥がれがある場合は、屋根からの雨水侵入のサインであることも。これらは外壁塗装と同じ足場でまとめて補修できるため、点検時に一緒に確認してもらうのが効率的です。

書類でメンテナンス履歴を確認する

物件の引き渡し時に受け取った書類も、外装の状態を知る手がかりになります。過去のリフォームや塗装工事の契約書・保証書が残っていれば、いつ・どんな塗料で・どこを施工したかが分かり、次のメンテナンス時期を予測できます。保証書が有効期間内であれば、保証を引き継げるかどうかも確認する価値があります。

書類が何も残っていない場合は、「メンテナンス履歴は不明」という前提で、早めに専門業者の診断を受けるのが安全です。診断結果を記録しておけば、それが我が家の外装メンテナンスの新しいスタート地点になります。

入居後は定期点検のサイクルをつくる

最初の点検が終わったら、その後は定期的な点検サイクルをつくりましょう。目安としては、5年に一度程度の専門業者による点検に加え、台風や大きな地震の後には目視での確認を行うと安心です。劣化は早く見つけるほど、小さな補修で済み、費用も抑えられます。

また、点検の結果「数年後に塗装が必要」と分かった場合は、慌てずに資金計画を立てられるのも早期点検のメリットです。外壁塗装は決して安い工事ではないため、時期を予測して備えられることは、中古住宅購入後の家計にとって大きな安心材料になります。

点検を依頼する業者の選び方

外装点検を依頼する際は、外壁・屋根・防水まで建物全体を診られる業者を選ぶのがポイントです。点検の際に、劣化箇所を写真付きで報告してくれるか、「今すぐ必要な工事」と「数年先でよい工事」を分けて説明してくれるかに注目しましょう。何でもかんでも「今すぐ工事が必要」と不安をあおる業者は避けるべきです。

また、中古住宅の場合、購入直後に訪問販売業者が「屋根が傷んでいますよ」と声をかけてくるケースもあります。その場で契約せず、必ず地域で実績のある業者に改めて診断を依頼しましょう。地域密着の業者であれば、点検後も長い付き合いの中で住まいの状態を継続的に見てもらえるという安心感があります。

松戸市で中古住宅の外装点検をお考えの方へ

中古住宅の外壁・屋根は、購入前または入居前後のできるだけ早い時期に専門業者の点検を受けるのがおすすめです。チョーキングやひび割れ、シーリングの劣化、屋根材のズレ、ベランダ防水の傷みなどを確認し、修繕の優先順位と時期を把握しておけば、住まいの計画も資金の計画も立てやすくなります。

松戸市の二瓶工務店では、中古住宅をご購入された方向けに、外壁・屋根・防水まで建物全体を見た診断とご提案を行っています。「買った家の外装が心配」「いつ塗装すべきか知りたい」という方は、どうぞお気軽にご相談ください。

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