塗装できない屋根は存在する!塗装NG屋根材10選と正しい対処法
「屋根は定期的に塗装すれば長持ちする」——そう思っていませんか?
確かに多くの屋根は塗装メンテナンスが有効です。しかし実は、塗装してはいけない屋根材も存在します。
塗装NGの屋根に無理に塗装をすると、
- すぐに剥がれる
- 内部から崩れる
- 雨漏りが悪化する
- 無駄な費用になる
といったトラブルにつながります。
本記事では、
- 塗装できない屋根とは何か
- 塗装NG屋根材10選
- 見分け方
- 正しい対処法
- 訪問販売に注意すべき理由
を徹底解説します。
なぜ塗装できない屋根があるのか?
屋根塗装の目的は、✔ 防水性の回復 ✔ 紫外線からの保護 ✔ 美観維持です。
しかし屋根材自体が劣化している場合、塗装は「表面を隠すだけ」になります。つまり、塗装で延命できない屋根材があるのです。
塗装NG屋根材10選
① パミール(ニチハ製)
2000年前後に流通したノンアスベスト屋根材。最大の特徴は「層状剥離」。ミルフィーユのように層が剥がれ、内部から崩れます。
▶ 塗装は完全に無意味/▶ カバー工法または葺き替え推奨
② コロニアルNEO
初期ノンアスベスト材。割れやすく、耐久性に問題あり。▶ ひび割れ多数の場合は塗装不可
③ グリシェイド
同様に初期ノンアスベスト材。▶ 劣化が進んでいる場合は塗装NG
④ レサス
耐久性問題が指摘された製品。▶ 割れや反りがある場合は要注意
⑤ アーバニー(初期型)
デザイン性は高いが割れやすい。▶ 状態次第でカバー推奨
⑥ 著しく反りが出ているスレート屋根
屋根材が浮き上がっている状態。▶ 塗装では改善不可
⑦ 屋根材が崩れているセメント瓦
強度低下している場合は塗装不可。
⑧ 野地板(下地)が腐食している屋根
屋根材の問題ではなく構造問題。▶ 葺き替え必須
⑨ 重度サビが進行した金属屋根
穴あき寸前の場合は塗装不可。
⑩ 雨漏りが進行している屋根
原因解決せず塗装しても無意味。
塗装NG屋根の見分け方
以下の症状がある場合は注意。
- 層のように剥がれている
- ボロボロ崩れる
- 大量のひび割れ
- 反り上がり
- 雨漏りあり
特にパミールは要警戒です。
訪問販売に注意
「今すぐ塗装しないと危険です」——この言葉には注意。塗装できない屋根でも契約を迫る業者が存在します。
正しい対処法
① カバー工法
既存屋根の上に新屋根を施工。費用目安:120〜180万円/耐久年数:20〜30年
② 葺き替え
全面撤去し新設。費用目安:150〜250万円/耐久年数:30年以上
塗装 vs カバー 比較
- 費用 — 塗装:安い/カバー:高い
- 寿命 — 塗装:10〜15年/カバー:20〜30年
- 劣化屋根 — 塗装:不可/カバー:可能
無理な塗装は結果的に高くつきます。
失敗事例
「塗装したのに3年で剥がれた」——原因:パミール屋根。再施工費用が余計にかかります。
まずやるべきこと
- ✔ 屋根材の製品名確認
- ✔ 築年数確認(2000年前後は要注意)
- ✔ 写真診断
- ✔ 相見積もり
よくある質問(FAQ)
Q1:築15年なら塗装できる?
→ 屋根材次第。
Q2:パミールか分からない
→ 専門業者に確認。
Q3:塗装で延命できない?
→ 基本不可。
Q4:保険は使える?
→ 災害起因なら可能性あり。
塗装できる屋根材
- ✔ 健全なスレート
- ✔ ガルバリウム鋼板
- ✔ セメント瓦(状態良好)
まとめ
塗装できない屋根は確実に存在します。特に、
- パミール
- 初期ノンアスベスト材
- 重度劣化屋根
は要注意。大切なのは、
- ✔ 屋根材を正しく見極める
- ✔ 無理な塗装をしない
- ✔ 長期視点で工法を選ぶ
屋根は家を守る最前線。安さだけで判断せず、正しい診断を受けて最適な選択をしましょう。
もし築15年以上で一度も点検していないなら、まずは屋根材の確認から始めることをおすすめします。